英語教育学研究に関する統計あれこれ
門外漢らしく、勉強のつもりでフランクに行きましょう。主催者(前田)も専門外です。英語教育学に関した、さまざまなご発言を期待致します。
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お礼とご挨拶
投稿者:
前田啓朗
投稿日:2006年 7月30日(日)18時32分8秒
永らくご愛用いただいていたかもしれないこの掲示板ですが,
もともと目的や趣旨をはっきりしていたわけでもなく,
そろそろいったん整理しようと思い立ちました。
そのようなわけで,過去ログはもったいないので当分消しませんが,
いつか消すかもわかりません。
こういう掲示板という場の提供を見合わせるというだけで,
直接メールで問い合わせ等をいただくことを妨げるわけでもありません。
お役に立てそうなことがありましたらご遠慮なくどうぞ。
実際には,この掲示板で問い合わせをいただくよりも,
直接メールでいただくことの方がとても多いわけですし,
実害はあまりないのではないかと思っていたりします。
というわけで,とりとめもありませんが,
これまでのお礼とご挨拶までにて。
数件の書き込みを移動しました
投稿者:
前田啓朗
投稿日:2006年 7月29日(土)18時00分21秒
HN「統計学習者」さんの書き込みと,
それに対するお返事について,
数件の書き込みを閲覧できないようにしました。
HN「統計学習者」さんにの書き込みに悪意が見られたり,
いわゆる荒らし行為の書き込みだというわけではありません。
ただ,この掲示板を設置した意図である,
ある程度一般的な事例に関する質問をし,
いろんな人の目に触れる中で解決を話し合う,
という類のやり取りではありませんでした。
回答者を特定した質問であり,
それなら掲示板でやる必要もなく,
そもそも個人宛ならメールでやれば済む類なので,
一般性に欠けると思った次第です。
実は,その傾向は以前から感じられていまして,
この掲示板も潮時かなあと思っていたところですから,
ひとまず今回の措置として,
近々閉じることになると思います。
差の検定について
投稿者:
鰹のたたき
投稿日:2006年 7月13日(木)20時45分20秒
大変ご無沙汰しております。お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
詳細は述べることが出来ないのですが(ごめんなさい)、例として、2元配置分散分析で「学力(一般的学力のようなもの)」「性差」を説明変数、「英語力」を特性値とします。
学力は上位群と下位群という水準を設けます。本来であれば、このまますべて込みで分散分析にかければ済むと思うのですが、この分析を行う前に、「全体として」効果があったかなかったかを議論するために、中位群を含めた全データ(能力)を英語力を特性値とする一元配置分散分析にかけることはOKでしょうか?いきなり能力別に見るのではなく、まずは全体、差があったら能力別に...というように段階を追って見ようとしているものがありまして(ぼくの研究ではありませんが.....)個人的には、であれば、中位群も水準として設定して二元配置に持ち込むべきだと思うのですが。
別の質問です。通常の分散分析であれば特性値は1つだと思うのですが、複数の特性値を設定できるような差の検定が出来る方法はごぞんじありませんか?
失礼します。
鰹のたたき
Re: 分散の差の検定
投稿者:
前田啓朗
投稿日:2006年 4月 3日(月)23時12分9秒
エイプリルフールは一昨日だったような気もしますが,
たぶん私が知っているやまもりこうようさんですよね。
ちょうど先ほど,ばらつきに注目しつつ,
とある手元のデータを眺めていました。
正直,平均(の差)より面白いかもしれません。
ヒストグラムや記述統計で確認したあと,
いわゆる等分散性の検定を行うことになると思います。
ばらつき具合が同じかどうかという視点の研究は,
平均が同じかどうかというものに比べると,
たしかに少ない印象がありますね。
派手さに欠けるからですかね。
でも,私は個人的に好きなので,
もし例の本の改訂の機会があれば,
共編著者の先生に相談してみます。
ちなみに
投稿者:
やまもりこうよう
投稿日:2006年 4月 3日(月)22時57分0秒
先生の書かれた「英語教師のための教育データ分析入門」を熟読させていただいたのですが,分散の差についての説明は見あたりませんでした。
分散の差の検定
投稿者:
やまもりこうよう
投稿日:2006年 4月 3日(月)22時54分22秒
前田先生こんにちは。
いつもこのページに助けられながら研究を進めています。
さて,今日はちょっと教えて欲しいことがあって,掲示板に書き込むことにしました。それは,分散の差の検定をどうするか,ということです。
<架空の研究例>
ある英語の指導を20人学級と30人学級にたいして行った場合,20人学級に対して指導を行った方が30人学級に対して行った場合と比べて学習成果のばらつきが小さいという仮説で,実験授業を行います。その仮説を,「20人学級と30人学級の学習成果の分散の差」が有意かどうかで検証したいと思います。
こういう研究を行う場合は,いわゆる「等分散性の検定」を行えばよろしいのでしょうか?また,このような分散の差を検討した研究例は見かけませんが,研究として行ってもよろしいものなのでしょうか。
浅学ゆえに先生のお手を煩わせてしまい申し訳ないのですが,お手すきの折にでもご返答いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
χ2乗検定?
投稿者:
鰹のたたき
投稿日:2005年 5月25日(水)04時54分22秒
お二人とも早速のコメントありがとうございます。
前田さんがおっしゃるように「データ収集は分析計画を立ててから」ですね。いや、言い訳ではないのですが、立てていたんですよ!とここで言っても始まりませんので、お二人のアドバイスを参考にもう少しデータとにらめっこしてみます。
数量化分析Ⅲは考え方はわかりますが、実際に使ったことはありませんし、また対応分析は書籍に目を通したことは一度もありません。「いそだ」さんのアドバイスの後半は、今後の参考になりました。
ありがとうございます。
Re:χ2乗検定?
投稿者:
いそだ
投稿日:2005年 5月25日(水)01時32分43秒
データのコーディングを工夫すると、何かいい方法が見つかるのではないでしょうか。ご質問を読む限りでは、各番号を選択した人の頻度がデータとなっているようですが、ちょっと見方を変えて、「認識と実際の発音にズレがある・ない」ということでコーディングすると、何か見えてこないでしょうか。研究テーマがよく分からないので私はこれ以上のことは言えませんが、データの形を変えれば、何らかの分析方法が見つかる可能性があると思います。
もうひとつの方法としては、「差があるかどうか」という見方を外れて、「傾向を探索的に分析する」という方向性をとれば、数量化Ⅲ類、または対応分析(コレスポンデンス分析)を使うことが考えられます。しかし、これらの方法に精通されてないならば、使うことはおすすめできません。
Re:χ2乗検定?
投稿者:
前田啓朗
投稿日:2005年 5月24日(火)01時53分0秒
1つだけという場合だとしても,いわゆるカイ二乗検定よりも,フィッシャーの正確確率検定を使って独立性の検定をすることになるかと思いますが,ともかく難しいですね。「1つだけ選べ」はいいかもしれませんが「1つだけ強く発音しろ」は実施上困難かもしれませんから。
本当に学部間の差を見たいということですと,(授業実施上,学部ごとに別々の指導を行うことになったというのならともかく,)差があって,それがどういう意味なのかも興味がありますが,お尋ねの分析手法の問題ではないので置いておきます。
結論として,残念ながら私にはわかりません。学部生,院生,そして過去の自分に対して口をすっぱくして言う,「データ収集は分析計画を立ててから」という一言に尽きて,その後,名案は浮かびません。
ただ,複数回答データのうちで,一定の数(3つとか)を強制的に選ばせるのは厄介ですが,思うものすべてを選ばせたデータについては,言い換えればすべての選択肢に対して「Yes/No」を尋ねたことと同じなので,比較的,救いはあると思います。
私がこのデータを分析する状況になったら…各セルの頻度を「この語を強く読むと思った度数」か「この語を強く読んだ度数」として,百分率を比べて多いだの少ないだの言及して,それで終わりそうな気もします。
というわけで,あまり役に立っていない返事ですが,どなたか妙案あれば教えてください。
χ2乗検定?
投稿者:
鰹のたたき
投稿日:2005年 5月24日(火)00時25分57秒
申し訳ありませんが急遽教えて頂きたいことが出てきました。
以下のようなデータを採りました(というか、共同研究で相談なく採られてしまいました...)。
This(1) is(2) the(3) house(4) where(5) Jone(6) lived(7).
という文の、どの単語を強く発音すると思うか(認識レベル:アンケート形式)と実際に被験者がどの単語を強く発音したのか(パフォーマンスレベル:機械を使っての音声分析)において、5学部間でそれぞれのレベルで差があるのか、また認識と実際で差があるのかを検証しようとしています。
仮に「1つの単語のみ」を解答させるよう指示されていればよかったんですが、そうではなかったのです。したがって被験者は2つのレベルにおいて、一つだけ解答するものもいれば2つ以上解答するものも出てきました。例えば、
被験者1 認識レベル 3と5を解答
実際レベル 3のみを解答
被験者2 認識レベル 2のみを解答
実際レベル 1と5を解答
といった具合です。一つのみを解答させる問題であったならば、例えば学部間で「認識レベルに差があったのか」を見ようとする場合
1 2 3 4 5 6 7
人文学部 3 0 0 2 12 5 0
教育学部 0 6 7 9 0 0 2
農学部 7 1 0 8 0 1 1
(省略)
とすれば通常のχ2乗検定ができたように思われるのです。一人が2つ以上解答している場合もあり、おそらくこれでは処理できないのではないかと思っています。
このようなデータの場合、「学部間で「認識レベル」に差があるかどうか」を統計的に検証する方法はあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
以上は、新着順1番目から10番目までの記事です。
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